【夏休み本番】子どもにスマホを渡す前に!親が見落としがちな“ネットの闇”と「わが家ルール」の作り方

こんにちは、こぱんだです🐼

子育て中の皆様、いよいよ夏休みが本格的に始まりましたね。

毎日ごはんの準備に、遊び相手、宿題のサポート…と、親もフル稼働のこの時期。
子どもたちと一緒の時間を過ごす中で、動画やゲームで過ごしてもらう場面も、きっと増えているのではないでしょうか。

私自身、以前ある情報社会に関する講演会に参加し、「こんな恐ろしいことが子どもの身に起きる可能性があるのか…」と身震いするほどの衝撃を受けました。

特に、多くの親御さんが「まさかうちの子に限って」と思いがちな、スマホの裏側に潜む危険についてのお話は、すぐにでも皆さんと共有したい内容ばかりでした。

今回はその講演で学んだ内容を中心に、“ネット社会の見えにくい危険”と“子どもを守るためのチェックポイント”を整理してご紹介します。

目次

📱 スマホの中に広がる「もう1つの世界」

連絡ツールといえば「LINE」が定番ですが、実はLINEは機種変更すると旧スマホでは自動的にログアウトされ、新たに登録もできません。
そのため「お古スマホだから安心」と考える親御さんも多いかもしれません。

でも、それが落とし穴なんです。

「連絡アプリがなければ誰ともつながれない」という思い込みが、もっと危険なつながりを見逃すきっかけになります。

今の子どもたちにとっての“連絡手段”は、LINEだけではありません。
オンラインゲームや動画アプリの中でも、知らない人と簡単につながれてしまう環境が広がっています。

特に講演で印象的だったのは、「子ども用スマホを使わせているから大丈夫」と思っていた家庭で、実は保護者が以前使っていたスマホがフィルターなしで子どもの手に渡り、過激なTikTokなどに触れてしまっていたという事例でした。

子どもが今使っているスマホだけでなく、家の中にある“他の端末”も危険になりうることを、ぜひ意識しておきたいところです。

⚠ 親が気づきにくいつながりの危険

一見“遊び”に見えるアプリやゲームでも、実際には誰とでも会話できる仕組みがあり、そこで起きるトラブルが問題になっています。

  • ゲーム中に仲良くなった相手から「LINE交換しよう」と誘われる
  • 匿名チャットで「会おう」と言われる
  • 本名や顔写真、住所などを送ってしまう

こうしたやりとりが原因で、知らない大人が深夜に家の前まで来た…という事例も実際にあったそうです。

たとえ大人であっても、文字だけのやり取りで相手のことを完全に知るのは難しいはず。
まして子どもであれば、優しい言葉や共感のふりに騙されてしまうのは、むしろ自然なことです。

🚨 特に注意したいアプリや接続環境

講演で紹介された中でも、保護者の見落としがちなリスクが高いものをいくつかピックアップします。

  • 斉藤さん
    テレビ通話ができるアプリ。年齢制限(18歳以上)を無視して使用した場合、録画映像が悪用されるリスクや保護者の責任が問われる可能性もあります。
  • Discord
    匿名でつながれるため、闇バイトの勧誘や不適切なやり取りにつながる危険性もあります。
  • フリーWi-Fi(コンビニ裏・隣家・公民館など)
    セキュリティが甘く、通信内容や位置情報が他人に筒抜けになる可能性も。高額課金やゲーム利用の温床になるケースも報告されています。

📷 SNSの投稿が“永遠に残る”時代へ

「鍵付きアカウントだから大丈夫」「ちょっと写ってるだけなら問題ない」
そんな油断が、取り返しのつかないリスクにつながることがあります。

最近では、AIによって作られた“ディープフェイク画像”が子どもにも被害を及ぼしていることが報道されています。
👉 NHK|ディープフェイクの子ども被害、対策強化へ

また、SNSが無料で使える背景には、投稿内容や行動履歴などが収集され、ビジネスや悪用に使われる仕組みがあることも知っておくべきです。

💸 ゲーム課金・チート・親のカード被害も

スマホゲームにも以下のようなリスクがあります。

  • 親や祖父母のクレジットカードを無断使用
  • 友達の家や公共施設のPCからこっそり課金
  • チートツールでゲームを改ざん(=不正行為)

特に海外製ゲームでは、一度課金すると返金ができないケースが多く、気づいたときには「何万円も使っていた」ということも。

※国内のゲーム会社(例:任天堂)は返金に応じてくれる場合もあります。

✅ 親ができる10の見直しリスト

チェック項目 内容
フィルターや使用制限は設定済み? 初期設定のままになっていませんか?
危険アプリは入っていない? Discord、斉藤さんなど
SNSの設定は見直している? 顔写真、位置情報、公開範囲など
ゲーム内チャットを制限している? 見知らぬ相手との会話をブロック
課金履歴をチェックしている? クレカ登録や履歴の確認を習慣に
パスワードは親も把握している? 子ども任せにしない
フリーWi-Fiの使用を制限している? 自宅以外はつながないルールを
個人情報のNGルールを話している? 住所・学校・本名など
「困ったときは親に相談」で通じる関係? 怒られない安心感がカギ
「禁止」ではなく「どう使うか」を話している? 子どもと一緒に考える姿勢を

🧭 まとめ:スマホは小さな世界。ルールより先に「リスク教育」

スマホやSNSは、これからの時代に必要なツールです。
でも“簡単につながれてしまう世界”でもあるからこそ、親のサポートが本当に大切

ネットでのトラブルは、法律上「本人と親の責任」になるケースもあり、学校や先生では対応できないことも。

📌 この夏、一度だけでも、お子さんのスマホを一緒に開いてみませんか?
気づいていなかった設定やアプリが見つかるかもしれません。

子どもたちを、親みんなで守っていきましょう。
こぱんだ🐼

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

コメント

コメントする

CAPTCHA


目次