《夫の巨大本棚を手放した日》本の捨て活で気づいた“過去の重み”

こんにちは、こぱんだです🐼

今回は、わが家の「本の断捨離」についてのお話です📚

……なんて言うと、ただの片づけ話に聞こえるかもしれませんが、実はこの断捨離、想像以上にいろんなものを手放すきっかけになったんです。

それは、ずっと我が家に居座っていた“ある本棚”から始まりました。

目次

📚 玄関NG!?窓からしか入らなかった巨大本棚

以前、夫の部屋には天井まで届く大きな本棚がありました。引っ越しのとき、玄関やドアからは通らず、なんと廊下側の窓から搬入するしかなかったというサイズ感。

大変だったのは搬入だけじゃなくて、中身もかなりの強者ぞろいでした。

  • 参考になるかもしれないと置いている大学の教科書:時代が変わりすぎてもはや化石。
  • 黄ばんでボロボロになった本:ページをめくると崩壊してしまうものまで…。
  • 昔の資格試験のテキスト:その資格、今も内容変わってないの?状態。

何より驚いたのは、夫自身が中身を全く覚えてなかったこと。

「えっ、こんなに読んでない本、あったっけ?」

まさに“負の遺産”でした。

📄 本だけじゃない!夫の「超大量の仕事の資料」も

“重み”だった本棚の整理をしていて驚いたのが、あまりにも多い夫の仕事の資料。私の仕事の資料は普段からほとんど手元に置かないようにしているのですが、夫の方は桁違いでした。

何百枚もの仕事の資料が沢山のファイルに綴じこまれており、その量には思わずため息が出るほど。夫は忙しい身ながらも、自ら時間をかけてシュレッダーにかけ、一枚一枚、過去の仕事と向き合っているようでした。

シュレッダーの音が鳴り響く中で、文字通り、紙の重み、そして情報としての重みを、ひしひしと感じた瞬間です。

🏠 子ども部屋を作る=夫の荷物をまとめる大チャンス

今までは、荷物が多すぎて夫の寝室と書斎は別々でした。でも子どもの成長とともに、子ども部屋が必要に。

というわけで、夫の荷物を1部屋に集約する大プロジェクトが始まりました。ここで、ついにあの本棚と、そして山積みの書類を整理する決意が固まったんです。

📖 毎週図書館に行ってるのに、本棚だけはパンパンだった話

我が家では、以前から毎週のように図書館に通っていて、本は借りる派。つまり、「本は所有しない」暮らしに、すでにシフトしていたはずなんです。

なのに、本棚には手つかずの本が山積み。これはもう、「過去への執着」以外の何物でもない、と気づきました。

✂️ 思ってた以上に“重かった”のは、モノよりコストとストレス

この本棚と書類、思い返してみるとかなりの負担でした。

  • 引っ越しの度に費用を圧迫するサイズ感
  • 地震で倒れたら…と不安を抱えたまま、ずっと見て見ぬふり
  • 部屋の一角がずっと占領されていて埃がたまりやすく、ダニも心配
  • そして、書類の山からくる「片付けられないプレッシャー」

何より、

「いつか読むかも」「もしかしたら必要になるかも」で放置してたけど、その“いつか”は一生来なかった。

テレワークの機会もなく、書斎があるのに活用する場面が全くなくて…。大きな本棚に圧を感じるばかりで、気づけばほとんど書斎に寄り付かなくなっていました。今思えば、本当に無駄な空間になっていたと思います。

🌱 本を捨てることは、知識を捨てることじゃない

「本を捨てるのはちょっと…」と感じる方も多いと思います。

でも今の時代、情報はいつでもアップデート可能。ネットで最新情報がすぐに手に入るし、昔のテキストに頼り続けるより、フレッシュな情報を取り入れた方がずっと効率的です。

過去の知識にしがみついてることで、“今”の自分のスペースや時間を失っていたのかもしれません。

✨ 驚くほどスッキリ!夫の部屋が劇的ビフォーアフター

あの巨大な本棚と、そして大量の書類を手放したら、夫の部屋が本当にガラッと生まれ変わったんです。

私自身も驚いたのですが、過去の価値観の象徴のようなそれらを捨てたことが効いたのか、夫は様々なものを処分していきました。

なんと、夫自身が「この部屋、ちょっと居心地よくしたいかも」と言い出して、

  • ラグを敷く
  • 間接照明を導入
  • グリーンを飾る

……と、まさかのインテリア熱が高まる展開に!

最終的には、「週末ここでごはん食べようか」なんて提案までしてきて、私、本当にビックリしてしまいました。

モノを減らすと、人の心にも“余白”が生まれる。この言葉、実感として本当にその通りだと思いました。

✅ まとめ:なんとなく置いてる“モノの山”、本当に必要?

読まないけどなんとなくある。いつか使うかも…と思って残している。でも、その“なんとなく”が、実は結構なストレスやコストになっているかもしれません。

わが家は今回の断捨離で、空間も気持ちもスッキリ軽くなりました🌿

あんなに無趣味だった夫が、今ではクロスバイクを買って毎週乗りに出かけています。

モノを減らして空間が整ったら、気持ちもどんどん前向きになっていったんです。人って、環境で本当に変わるんだなぁと実感しました。

本棚の奥に眠っているのは、本じゃなくて「昔の価値観」かもしれません。そして、見ないふりをしてきた書類の山もまた、過去のしがらみだったのかもしれません。

ぜひ一度、あなたの“モノの山”を開いてみてください♪

こぱんだ🐼

※「断捨離」は、やましたひでこ氏の登録商標です。
本記事では、言葉の持つ本来の意味(「断つ・捨てる・離れる」)に共感し、暮らしの整理・意識の変化として紹介しています。

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