貯金と投資、どっちに回す?現金比率の不安を解消する「こぱんだ流・安心マネー術」

こんにちは、こぱんだです🐼

ここまでお金や投資に関する記事が続いているこぱんだブログ。すでに投資をしている方はもちろん、

  • 「投資に興味はあるけど、貯金も大事にしたい…」
  • 「どこまでやっていいか分からないまま、不安で止まっている…」
  • 「現金が減るのが不安で投資できない…」

こんなふうに感じている方に、今日はぜひ読んでいただきたい内容です。

目次

「あれ、貯金より投資の方が多くなりそう…?」投資中級者の不安

投資を続けていると、積立や買い増しによって資産がじわじわ育ってきますよね。嬉しいことのはずなのに、ある日ふと気づくんです。

「このままいくと、投資が現金よりも多くなりそう…?」

投資資産が増えるのは嬉しいはずなのに、現金が減っていくのがなんとなく怖い。これってきっと、「投資をしてる人あるある」じゃないでしょうか?

でも、この悩みは既に投資割合の多い投資家だけのものではありません。

  • 「まずはいくらあれば始めていいの?」
  • 「どれくらい貯金を残せば安心なの?」

まだ投資を始めていない方でも、こんな疑問から一歩踏み出せずにいることもありますよね。

今回はそんな、投資中級者の“やりすぎ不安”にも、初心者の“踏み出す不安”にも共通して役立つ“考え方のヒント”をシェアします。

お金の不安を解消するヒントは「具体的な支出」にあり

お金のことって、誰にでも相談できるわけじゃないですよね。

例えば、貯金命の私の母に「投資始めたよ」なんて言ったら、「そんな怖いものに手を出して…」と考えるでしょうし、「半分以上投資に回してる」なんて言ったら、きっと言葉を失うと思います(笑)。

だからこそ、実際にお金を持っていて、運用にも詳しい人に聞くのが一番。そう思って、私は義兄に相談してみました。

彼はFPとして働く地主であり、相続によって目減りしていく資産を守るため、税金や投資などさまざまな知識を駆使して対応している資産家です。

思い切って彼に相談しました。

「現金がだんだん減ってきて、不安なんだけど…」

🧔‍♂️「本当は生活防衛資金さえあれば、現金は最低限でもいいと思うけど…
心配なら“イベント用のお金”を分けて考えたらいいよ。」

🧔‍♂️「イベントっていうのは、たとえば—— 家電の買い替え、車検、子どもの学用品、税金など。1年でかかりそうなお金をざっくり書き出してみればOK。」

🧔‍♂️「あとね、流動性の高い資産は、現金と同じように考えたら気が楽になるよ。必要な時にいつでも現金にできるものは、いざという時の備えになるから。」

「不安」の正体は、“ちゃんと見えていない未来”だった

義兄のアドバイス通り、私はノートに「この1年でかかりそうな支出」を書き出してみました。

  • ✔ 半年分の生活費(生活防衛資金)
  • ✔ 1年以内に起こりそうなイベントの支出

これを確保できれば、それ以外は投資に回しても大丈夫かも——そう思った瞬間、不思議と心が落ち着いたんです。

✨「不安」の正体は、“ちゃんと見えていない未来”だった。

例えば、年間50万円かかるイベント費用があるなら、その分を現金で確保する。生活費の半年分が150万円なら、合わせて200万円は「使途が明確な現金」としてキープする。そうすれば、残りは安心して投資に回せるんです。

「いざとなると売るのは迷う」を解消する「非常口リスト」

もちろん、「必要なときは投資を崩せばいい」と頭で分かっていても…

  • 配当が出ている株は売りたくない
  • 含み損があると、手放しにくい
  • 将来性に期待して持っていると迷う

……はい、私もまったく同じです(笑)。

だから私は、不測の出費に備えて「売っても良いものリスト=非常口リスト」をあらかじめ用意しています。

このリストのポイントは、義兄の言葉にもあった「流動性の高さ」。つまり、必要な時にすぐに引き出せる資産を把握しておくことです。

ちなみに、私たちが証券会社で購入できる資産は、売却するとほとんどが3営業日以内に着金します。
海外ファンドや為替のある商品でも1週間以内には現金化が可能。不動産のように時間がかかる資産とは異なり、「投資=すぐに動かせない」ではないという事実も、安心材料のひとつです。

  • ✔ 利益が出ている個別株
    → たとえば「含み益が10%以上あるもの」など、マイルールを設定。
  • ✔ 配当目的ではないファンド
    → 値上がり益を狙うタイプは、売却のハードルが低め。
  • 流動性の高いインデックス投資信託
    → 任意の金額でいつでも現金化できるのが安心ポイント。

こうしておくだけで、心に“出口の余裕”が生まれます。

いざという時に「どれを売ろう…」と焦らずに済みますし、売却基準を決めておくことで、感情に流されずに判断しやすくなりますよ。

※出口戦略については、また別の記事で詳しく書く予定です✍️

「不安になるのは、真剣だから」:お金と未来を自由に動かす自分に

私も時々、「ちょっと投資しすぎてるかも」と不安になります。

でも、それは「ちゃんとお金を守りたい」と思っているからこそ。
漠然とした不安は、「ちゃんと備えること」で手放せます。

そしてその備えは、“未来に向かってお金を動かす自分”を、もっと自由にしてくれるはずです。

「投資したいけど、いくらまでならやってもいいの?」

もしそんな疑問が漏れたら、今日の内容をヒントに“自分なりの目安”を見つけてみてくださいね。

この記事が、あなたの貯金と投資のバランスを見つけるヒントになれば嬉しいです。
もし他に気になることがあれば、ぜひコメントで教えてくださいね!

こぱんだ🐼

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m i 7月3日(木) 8:42 (0 分前) To 自分

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