三菱商事が洋上風力を撤退!国策ど真ん中の失敗から考える投資スタンス

こんにちは、こぱんだです🐼

昨日ニュースで「三菱商事が洋上風力から撤退する」と報じられていましたね。
「え、国策のど真ん中だったのにやめちゃうの?!」と驚いた方も多いのではないでしょうか。

実はこれ、日本のエネルギー政策にとっても結構大きな出来事なんですよね。

目次

日本とエネルギーの事情

日本って資源がほとんどなくて、しかも地震や台風も多い国。だから「どうやって安定的に電気をつくるか」は国の生命線なんです。

そこで政府が旗を振ってきたのがグリーントランスフォーメーション(GX)。ざっくり言うと、「化石燃料から再エネに切り替えて、ついでに経済成長もしちゃおう」という大きな転換です。

GXの切り札=洋上風力

このGXの中でも「一番の切り札」って見られていたのが洋上風力。海に囲まれた日本なら、風力は強みになるはず!と期待されていました。

太陽光はもう広まりきってるし、原子力はハードル高い。だから洋上風力こそGXの象徴だったんです。

なぜ三菱商事は撤退した?

理由はシンプルで、採算が合わなくなったから

日本は海が深くて台風や地震もあるので、洋上風力を活用する他国と比較して建設・維持にすごくコストがかかるそう。そこに資材価格の高騰や円安が重なり、「これじゃ赤字を垂れ流すだけ」という状況に…。

企業としては株主の利益を守らなきゃいけないので、撤退は“現実的な判断”だったんですね。

政治と経済のリアル

ここで強調したいのは、やっぱり政治と経済はつながっているということ。

国が旗を振れば、大型案件が動き出して、実際に巨額のお金が動きます。洋上風力は最終的に撤退になったけど、それでも「国策が経済を動かす力がある」こと自体は間違いありません。

だから私は、政府がどんな旗を振っているかは常に注視しておくべきだと思っています。 ただし「国策だから安心」と思い込むのではなく、「国策でも失敗することはある」という前提を忘れずに、冷静に投資判断をしていくことが大事ですね。

私のGX投資スタンス

私は「政治と経済はつながってる」と思っているので、GXは今後も無視できない流れだと考えています。だから、GX関連株としては少しだけ住友電工を保有。

送電ケーブルなどでGXのインフラを担う会社ですが、私はあくまで“長期観察枠”として小口で持っています。

一方で、三菱商事はGX目的ではなく高配当株としてがっつり保有しています。今回の撤退も株主にとっては「損失を広げない冷静な判断」で安心できました。

そして今回の件は三菱商事だけでなく、同じように洋上風力事業に参加している他社にとっても少なからず影響があるはずです。条件の厳しさは共通しているので、各社とも「続けるのか、見直すのか」という岐路に立たされている状況だと思います。

まとめ

  • GXは日本にとって大事な方針だけど、必ずしも成功するとは限らない。
  • 三菱商事の撤退は「国策でも企業は採算が合わなければ引く」という現実を見せてくれた。
  • 投資家としては、政府の旗振りをチェックしつつ、その後の流れをきちんと追っておくことが大切。
  • 洋上風力事業全体が今まさに岐路に立たされている。

国策だからこそ大きなお金が動く。 でもそれに丸乗りするのではなく、冷静に“観察枠”と“屋台骨”を分けて投資していこうと思います🐼


今回の記事ではGXと投資のリアルについて書きましたが、実際に投資を始めるには証券口座が欠かせません。
私はメインで SBI証券楽天証券 を使っていますが、どちらも初心者から上級者まで使いやすい定番口座です。

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※本記事は個人の見解であり、特定銘柄の売買を推奨するものではありません。

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