【コタ株主の本音】品質は最高。でも「買えない」って、もったいなくない?

こんにちは、こぱんだです🐼

先日、コタの配当金が届きました。

最初はサロンでシャンプーを買い、その良さに惹かれて優待目的で株主になったコタ。

今回は、その配当を受け取ったタイミングで「コタ株についての本音」を少し綴ってみたいと思います。

目次

コタの株主優待は本当に魅力的!

毎年届く優待シャンプーは、使うたびに「さすがサロン品質!」と感じるもの。
ドラッグストアでは買えない高品質アイテムを試せるのは、他の日用品系優待とは一線を画す体験です。

  • 配当金:100株で2000円(税抜)
  • わが家は210株 → 4200円(NISA口座で非課税)
  • 配当+優待利回り:実質4.88%(※優待の価値換算)

愛用者なら、還元率の高さを実感できるはず。優待目当てなら「アリ」です!

実際に受け取った配当金はこちら

シャンプー業界は“ガチ勢”がひしめいている

とはいえ、今やP&G、ユニリーバ、花王など、研究・開発に莫大な資金を投入する“巨大企業”が集まるシャンプー業界。

そこに挑むには、商品力だけでなく、マーケティングや販路開拓にも相当な体力が必要です。

もちろん、コタは「サロン専売」という独自路線を貫き、美容師によるカウンセリング販売を重視することで、ブランドの信頼性や価格維持に繋げています。

実のところ、わたし自身はサロンシャンプーの将来性について、少し懐疑的でもあります。

最近の@cosmeなどのランキングを見ても、1,500円〜2,000円台のシャンプーが上位を占めており、消費者の「髪にお金をかける」意識が確実に変化してきているのを感じます。

今の消費者は、SNSや口コミなど多様な情報網から「良いもの」を自分で見つけ、納得できるものにはしっかりお金を出す時代

だからこそ、コタのシャンプーは良い商品なのに “買いにくい” のが勿体ない——。

カウンセリング販売を重視する姿勢は理解できるのですが、それでもこの「買いにくさ」は企業として大きな企業損失につながっていると感じます。


サロン専売の弱点は「購入ハードルの高さ」

コタの製品は基本的にサロン専売であり、「サロンでしか買えない」ことが前提になっています。

通販で購入しようとしても、コタと提携したサロンのオンラインストアを経由しなければならず、これがまた購入のハードルに……。

わたしは優待でもらう以前からコタ製品を愛用していましたが、気に入ってもサロンと相性が悪かったり、通えない距離にあると、継続的に購入するのはなかなか難しいんですよね。

公式サイトには丁寧な商品紹介がありますが、なぜそこに公式通販機能がないのかは、ずっと引っかかっています。

しかもコタは、「ネットに出回っているのは偽物なので注意」と公式に警告しているほど。

それならばなおさら、安心して購入できる正規ルートを会社側が用意すべきではないでしょうか?

実際、ミルボンなどはサロンIDを通じた購入システムを導入し、サロンとメーカーが連携して顧客をサポートする仕組みを築いています。

せっかく気に入った商品なのに、継続利用が難しい——それは、ユーザーにも企業にもマイナスです。


株主としての立場と、本音のおすすめ度

わたしはコタの製品が好きですし、今後も株主を続けるつもりです。

ただ、「コタ株っておすすめ?」と聞かれたら……正直、迷います。

コタ株は配当利回りこそ低めですが、優待利回りまで含めると実質4.88%と、製品を愛用している人にとってはかなり満足度の高い水準です。

とはいえ、シャンプー業界全体が激しい競争に晒されている中で、今から積極的におすすめできるかと言われると、少し慎重になってしまいます。

たとえば、「優待目当て」や「日用品での節約効果を期待したい」という方には向いていますが、

「配当で安定収入を得たい」「将来の成長に期待して買いたい」という方にとっては、やや検討が必要な銘柄かもしれません。

「良い商品を作っているのに、売るための仕組み作りがまだ充分とは言えない」——そんな現状に、どうしてももどかしさを感じてしまいます。

シャンプー市場の変化とコタの未来

最近の市販シャンプーには、大手メーカーの資金力を活かした“本気で良いモノ”が増えています。

実際、「これ、市販なのにかなり良いじゃん」と思うような製品にも出会っていて、サロン品質と市販品の境界が曖昧になりつつあるのも、正直なところです。

この流れが続けば、中小メーカーにとっては厳しい時代になるかもしれません。だからこそ、「品質が良いからこそ、もっと多くの人に届く工夫をしてほしい」そんな思いが強くなります。

コタは今のところ、ニッチな領域でしっかり勝負できている貴重な企業です。

でも、その強みを活かして“もっと開かれたブランド”になれたら、さらに多くの人に愛される存在になれるはず。

私はそんなコタを、これからも応援していきたいと思っています。


📎関連記事:

👉 【コタの優待レビュー】高級サロンシャンプー、実際に届いてどうだった?(近日公開予定)

こぱんだ🐼

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