こんにちは、こぱんだです🐼
投資家の皆様、金曜日のマーケットはすごかったですね〜。まさにジェットコースター。
ニュースを追っていた人は「もう火曜日は暴落待ったなし😱」と感じたかもしれません。
でも、こういう時こそ落ち着いて全体を見ておきたい——そんな気持ちで、今回は少し冷静に整理してみました。
📉 トランプ発言で市場が乱高下!トランプ砲に全世界が振り回された週末
金曜日、「トランプ氏が中国への追加関税を最大100%に引き上げるかも」と報じられ、世界中の株価が一斉に急落。
ところが週明け、当の本人がSNSで「中国については心配いらない」なんて言い出した途端、市場は安堵して先物から爆上がり。
こういう相場をTACO相場、TACOトレード(Trump Always Chickens Out:トランプはいつもビビってやめる)などと言うそうですね。笑
投資家からすれば、完全に「振り回された週末」でした…。
でも、ここで忘れてはいけないのは、今回の“暴落騒ぎ”は、アメリカではトランプ発言だけが理由ではなく、複合的な不安が重なって起きた動きだと見られていること。
金利や景気減速、企業業績への懸念など、いくつもの要素が同時に揺らいでいた中で、トランプ氏の発言が“最後のひと押し”になった、という見方が多いんです。
今回の反発は、「最悪のシナリオ(全面的な貿易戦争)」こそ一旦回避されたものの、
政治的不透明感による急落を“ひとまず打ち消しただけ”の状態と言えるのかもしれません。
🌎 それでも楽観できない理由:静かに冷え込む世界経済
アメリカで高金利が長く続いた影響は、FRBが利下げに踏み切ってもすぐには消えません。企業も個人も、まだじわじわ財布を締めている状態です。
その影響は、海外需要に依存する日本企業にも波及しています。
実際のデータにも、冷え込みサインが…。
- 🇯🇵 日本の機械受注:企業が未来への投資を控え始めた。
令和7年7月実績:機械受注統計調査報告(内閣府) - 🇺🇸 米ISM製造業指数:世界の製造業全体が息切れ中。
米ISM製造業景況指数、7カ月連続の活動縮小を示す-受注が減少(Bloomberg報道より)
つまり今は、見た目の株価よりも“中身の疲れ”が目立ち始めてる。一時的な反発に踊らされず、「静かな不況」のサインを見逃さないことが大切です。
🤖 AIバブルは終わり?いいえ、“現実に追いつく時間”です
ここ数年の株高を引っ張ってきたのは、やっぱりAIと半導体。生成AIの登場で「世界が変わる」と誰もが感じたあの熱狂は、まさに“期待だけで走る相場”そのものでした。
でも今は、そのスピードに実態が追いつけなくなりつつある時期。性能と消費電力の両立という課題に加え、AIを支える電力インフラの限界も指摘されています。
さらにAIの次の段階—— ロボット、自動運転、より開かれたAI社会の実現——にも、 根本的には同じ電力インフラ問題が足枷になっています。
私はこれを“終わり”とは見ていません。むしろ、本当に強い企業だけが生き残り、次のステージへ進むための準備中。
私自身の見立てとしても、しばらくは調整的な動きが続くのではないかと感じています。
AIや半導体にはまだ熱気が残っていて、金利や景気のバランスを取り戻すには時間がかかりそう。
短期の上下に一喜一憂せず、ゆっくり落ち着いていく流れとして見ています。
特にS&P500は、テック企業の比率が非常に高く、AIや半導体の値動きが指数全体を左右します。
その分、今後の相場は不安定になりやすいかもしれません。
でも、こうした調整は熱を冷ましながら次の成長へ備える時間として受け止めています。
🛡️ 個人投資家が持つべき「守りのスタンス」
暴落が来た!!底だ!と株を買ったら底はもっと深く、塩漬けに涙😭…そんな経験は、ある程度長く取引した人には、よくある経験だと思います。
私たち個人投資家が意識したいのは、「買う勇気」よりも「待つ勇気」。焦りは最大の敵であり、守りこそが長く株式投資をするための秘訣だと思っています。
AIバブル、金利転換、トランプリスク──いろんな材料が飛び交う今だからこそ、長期投資家の「静かな防御力」が試されています。
🐼おわりに:周囲の雑音に負けない投資家でいよう
思えばトランプ大統領、何回暴落を引き起こすんでしょうね🤣 世界中がデータで戦略を立てているのに、たった一言のポストで全部ひっくり返す。笑
でも、こういう時代だからこそ、私たちは“笑って見ていられる側”に回ろう。短期で大きく勝負せず、長期でじっくり——資産を育てていきましょう🐼💰
今日も読んでくれてありがとう☺️
こぱんだ🐼
投資の第一歩を、あなたのペースで🐾



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