こんにちは、こぱんだです🐼
私は基本的に投資信託メインですが、個別株は「毎月のキャッシュフローを改善したい」という目的で運用しています。
大きな儲けを狙うよりも、生活に安心感をもたらす配当金を得るための安定志向な投資です。
そのため、買うのはしっかりとした業績と、長期的な配当が見込める大型株がメイン。
今日はそんな私の、大切な資金と心を振り回されないための「やらないことリスト」をまとめてみます。
💥 私の“やらないことリスト”
私のやらないことは、大きく分けて「資金を守るためのリスクの境界線」と、「心を乱さないための銘柄選定の鉄則」の2つです。
【A】資金を守るためのリスクの境界線

① 信用取引はしない(現物オンリー)
どんなに自信があっても、信用取引はしません。
理由はシンプル。「あらかじめ払った資金の範囲で取引したいから」です。
収入を増やすために取引しているのに、マイナスを抱えたくないんです。
レバレッジをかけて得る利益よりも、落ち着いて保有を続けられる安心感の方がずっと大事。多少マイナスになっても、生活に影響がなければ落ち着いて上がるまで待てるのが、現物投資の強みです。
② 無理のない“余力”で動かす
私は投資信託がメインなので、個別株は余力で楽しむ範囲にしています。
家計全体の流れを見ながら、使えるお金を少しずつ動かす。それ以外は、配当金や売却益で賄うようにしています。
“今すぐ必要でないお金を少しずつ株式に変える”感覚に近いです。
投資をしていても、生活の土台が揺らぐような無理はしない。そうやって“余りでやる”くらいの距離感のほうが、長く続けられるし、キャッシュフロー改善という目的も穏やかに達成できます🐼
③ SNSの売買報告に流されない
「利確した」「爆益!」と聞くと焦るけれど、
その人の目的も、生活も、税制も私とは違う。“自分は自分”!!
私の投資は、暮らしの安定の延長線上にあるものだから、大きな利益を出すことより、まずは損をしないことを大事に、利益に前のめりになりすぎないように意識しています。
④ 仕手株っぽい銘柄には近づかない
SNSで話題になっている株や、急に爆上げしている銘柄を見ても基本スルー。 いわゆる「仕手株(誰かが値動きを仕掛けている株)」のような動きには近づきません。
正直、誘惑はありますが、私が買うのは、ニュースを見て“本物の波”を感じたときだけ。
業界の構造的な変化を感じたときは、多少当初より上がっていても買っています。これは“構造としての読み”がある程度合っていたということなので、短期の上げ下げは気にしません。
【B】心を乱さないための銘柄選定の鉄則
⑤ 軸は高配当株。ただし業績と構造を必ず見る
私の投資の軸は高配当株ですが、決算内容を必ず確認してから買うようにしています。
配当だけでなく、売上や利益の伸び、経営の方向性、コスト体質を見れば、「これからも配当を出し続けられる企業か」がわかります。
とはいえ、決算書を見ただけでは、どの部門が伸びているのか、何が追い風なのかまでは分かりにくいもの。
だからこそ、一度は自分の頭で「この決算は会社にとってどういう状態なのか」を整理して、自分自身で数字の背景を理解しようと心がけています。
📝 こぱんだの考える「構造の良さ」
「構造の良さ」とは、「その企業が業界内でどんな立ち位置にいるか」「技術や市場の大きな流れが変わっても、利益を出し続けられる仕組みがあるか」ということです。AIと一緒にデータを整理しながら、業界全体を俯瞰して「結局、誰が一番得をするのか」を確認しています。
⑥ 高配当株の保有戦略:下がっても焦らず、構造悪化なら撤退
高配当株は、短期の株価よりも長期の企業力を信じて持っています。配当が入ることでメンタルが安定し、時間が味方してくれるからこそ、多少株価が下がっても落ち着いていられます。
一時的に株価が下がっても、構造や業績が健全なら売らずに静観。むしろ、理不尽な下げのときこそ少しずつ買い増すチャンスだと思っています。
ただし、構造が悪化していたり、経営が明らかに厳しい企業は別。収益構造の良くない企業に関しては、下がりすぎないうちに手放す方が傷が浅く済むと感じています。焦って売らず、盲目的に持ち続けず、数字と会社の状況で判断する。それが少ない資金でも投資を続けていくためには大切なことです。
⑦ 自信のない成長投資はしない
個別株を買う中で、ジャンル自体はリスク分散のために幅広く持っていますが、基本は高配当株です。
成長株は、配当が少ないことも多いので、伸びる根拠を強く感じるテーマや企業にしか入らないようにしています。
国際社会の流れや政治の方向性、技術の裏付けを感じる分野だけ。
「みんなが注目しているから」ではなく、「私が納得しているから」入る。
成長投資ほど、根拠が自分の中にあることが最大のリスク管理です。
⑧ 1社に多額の資金を入れすぎない
どんなに好きな企業でも、1社への過剰な投資はしません。
高配当のディフェンシブで長期の期待が見込める会社は50万円または1単元まで、それ以外は30万円前後までなどと上限を決めて、銘柄を分散するようにしています。
今後多くの資金を株式に置くようになったら、買ってもいい金額の上限は変わるでしょうが、新しい上限を設定して、銘柄ごとにバランス良く増やしていくつもりです。
ひとつの企業や業界に依存しすぎると、急激に業績が悪化したときに判断が鈍ることがあるんですよね。
長期で応援したい気持ちと損切り判断が衝突するのを防ぐためにも、
投資額の上限は決めておくようにしています。
長期で応援したい企業を選びながら、全体のバランスを見て投資額を決める。そうすれば、どんな相場でも振り回されないでいられます。
🪶 まとめ:未来を読むより、今を理解する
投資で大事なのは、「何をやるか」より「何をやらないか」な気がしています。
仕手にも、レバレッジにも、流行にも流されず、“構造が良い会社に、長くお金を置く”。
構造的に厳しいところにお金を置くくらいなら、理不尽に下がっている高配当株や、明るい成長企業に動かした方が、マイナスを取り戻すスピードも、心の回復も早い。
株価は下がっても、経営が明るいなら焦らない。
でも、構造的に沈む会社は早めに手を引く。
人や市場の動きは、私には読めません。だから、最初から読もうとしないです。
でも、業界内での立ち位置や収益構造は調べられる。そして、AIと一緒に数字を整理しながら考えることで、業界の“今”をきちんと見つめ直すことができる。
結局のところ、未来を読むより、今を理解する方が、ずっと確かな投資だと思っています🐼💰
今日も読んでくださってありがとう☺️この記事が、投資判断の助けになれば嬉しいです。
こぱんだ🐼
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⚠️ 免責事項
本記事で紹介している内容は、執筆者(こぱんだ)の個人的な投資経験、考え方、および記録基づくものです。特定の銘柄への投資推奨を目的とするものではありません。投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。



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