📝この記事は「投資ガチ勢向け」です
まず大前提として── インデックス投資だけで、あなたは十分に“市場平均という最高の成果”を取れます。
正直、ほとんどの人はそれだけでOKですし、それが一番合理的です。
ただ、
ドルコスト平均法の一歩先に進んでみたい
そんな投資が趣味寄りのガチ勢の方向けに、 今日は「インデックス投資家が金を持つ意味」について、こぱんだ視点で整理してみました🐼
ゆるく知りたい方は、 「金=リスクヘッジになる資産」 くらいの理解でも、大丈夫です🐼
現金を“もったいない”と感じるあなたへ
改めまして、こんにちは、“お金の保育士”こぱんだです🐼
インデックス投資をしていると、ついこう考えませんか?
- 「現金はできるだけ早くインデックスに回したい!」
- 「インフレで目減りする現金は“もったいない!”」
私自身も、お金をより効率的に配分することに尽力してきたため、この思いが強いです。
でも実は、この合理性が同時に自分の最大の弱点にもなっているなとも感じるんです。
なぜなら、現金を極限まで削った結果──
暴落という投資人生最大のボーナスステージで“買い増しできない”
という事態に陥ってしまうから。
この記事では、このジレンマを解消する 「守りの皮をかぶった攻めの資産」=金(ゴールド)の役割について解説します。
1. 株式オンリー投資家の最大の弱点:「暴落時に弾が残っていない」
インデックス投資の鉄則は、 「淡々と積み立てる・狼狽売りしない」。これは100%正しい。
ただしその裏側には、もう一つの事実があります。
暴落時にどれだけ買い増せるかで、長期リターンは大きく変わる。でも普段から現金をギリギリまで減らしていると──
- 生活防衛資金は崩せない
- 現金はほぼ残っていない
- でも株価は大バーゲン
という“いちばん買うべき瞬間に弾がない”状態に……😭
これ、私自身も個別株でよく感じるジレンマです😂笑
2. 金が特別である理由:通貨としての「土台」と「安定供給」
金は利息も配当もありません。
でも、世界中の国家と投資家に信頼されている。
その理由は、金だけが持っている 「通貨の土台」と「供給の安定性」にあります。
2-1. 金は国家に属さない“無国籍通貨”
ドルはアメリカ、円は日本。
どちらもその国の信用に依存している「国家通貨」です。
でも金は、
- 国債のように、誰かの返済義務に依存した債券ではなく
- 制裁や凍結の対象にもなりにくい、実物資産
つまり、完全に独立した価値を持つ“無国籍通貨”なんです。
だからこそ世界中の中央銀行が、 金を外貨準備として保有するわけですね。
💡補足:プラチナやパラジウムはどうなの?
「他の貴金属でもいいの?」と思われる方もいるかもしれません。
でも、プラチナやパラジウムはほぼ工業用途メインで、
- 自動車の排ガス触媒
- 産業需要の変動
- 景気の影響
といった実需で大きく値が動く工業コモディティ。
国家レベルでの価値保存には向かず、中央銀行が外貨準備に使うことはありません。
通貨として扱われるのは金だけ。ここが“別格扱い”される理由です。
2-2. 金は“物質なのに不安で動く”という特殊な資産
さらに金には、もうひとつ特徴があります。
見た目は「ただの物質」なのに、実際の価格は
- 通貨不安
- インフレ懸念
- 地政学リスク
といった“人間社会の不安”によって大きく動くという点です。
物質としての価値は変わらないのに、 世界のストレスが高まるほど買われる──。
これが金が無国籍通貨として特別扱いされる理由のひとつです。
たとえば、2022年にアメリカとEUがロシアのドル資産を凍結したことで、
多くの国が「ドルや米国債だけに頼るのはリスクが大きい」と感じ、
外貨準備の一部を金に振り替える動きを強めました。
その結果として、世界的に金への需要が高まり、金価格の押し上げ要因になっているという背景があります。
2-3. 金は「有限なのに供給が安定している」という珍しい資産
私が金を買う前に抱いた疑問がこれ👇
「有限資源なのに、どうやって価値を維持してるの?」
「今も高いけど、天井じゃないの?」
でも調べてみると金は、
- 年間3,000トン前後の安定した採掘
- 大量のリサイクル供給(地上在庫)
- 価格が上がると売却されやすくなり供給が増える“自己調整システム”
という特殊な構造を持っています。
つまり、
金は“天井を心配して買う資産”ではなく、長期の価値保存として淡々と積み上げる資産。
株式とはまったく別世界の資産なんです。
3. 金は「株と逆相関で動く、値が動く貯金」

金は株式とは逆方向に動くことが多く、
- 株が強い → 金は落ち着く
- 株が暴落 → 金が上がりやすい
という特徴があります。
現金はインフレで価値が目減りしますが、金は価値を保ちやすい。
つまり金は、 “株が暴落したときに価値が上がる待機資金” という意味を持ちます。4. 金は「攻守の入れ替え(リバランス)」で攻撃力を生む
暴落時の動きはこう👇
- 株:大幅下落(安値)
- 金:上昇 or 下落耐性で相対的に強い(高値)
このときに、
- 金を売る → 利確
- 株を買う → 暴落価格で大量に仕込む
という攻守逆転が可能になります。
だからこそ私は、
「守りなのに攻めの資産」
と呼んでいます。
5. 株高 × 金高の今こそ、少額から積み立てるべき理由
今は、
- AIブームによる株高
- 株式相場の不安定さ
- 地政学リスクやドル不安による金高
が同時に起きています。
底を狙う必要はなく、 月1万円の積立で時間分散するのが最適だと思っています。
暴落時に“買い増せる人”だけが、インデックス投資の恩恵をより多く受けられる。
そのための弾薬が金です。
6. 金は「ある程度の資産が育ってから」でOK。そして不安があるなら1万円からで十分
私は資産形成の初期(例:1000万円を目指す段階)なら、
まずはインデックス投資に全集中でいいと考えています。
でも、
- 株式オンリーが不安
- 暴落時の“弾薬”を持ちたい
- リスクヘッジがほしい
と感じるなら、月1万円程度を積み立てる価値はあると思います。
ちなみに私はSBI証券の純金積立を使っています。
理由は、
- 少額から続けやすい
- 仕組み化できる
- “基本積むだけの金”と相性がいい
からです。
💡 Q&Aコーナー:読者の感じそうな疑問にこぱんだがお答えします🐼
Q1. 金は利子も配当もないのに、インデックスより劣るのでは?
A. 劣ります。だから金は“リターン目的”では持ちません。
私の思う金の役割は、
- リスクヘッジ
- 暴落時の弾薬
- 株式のリターン最大化の裏方
Q2. どのタイミングで金を売ればいいの? 少額でも意味ある?
A. 金は細かくリバランスする資産ではなく、新型コロナ時の大暴落など10年に一度クラスの大暴落(-20〜30%安など)に合わせて撃つ弾薬です。
頻繁に売買すると、
- スプレッド
- 売買手数料
だから、
月1万円積み立てて、10年に一度の大暴落でまとめて売る。という運用が、いちばん気楽で、いちばん強いと考えています。
Q3. 金の比率はどれくらいがいい?
A. まずは5%で十分。しっくりくる人は10%以内で調整。
正直な話、教科書的に 「資産のうち1割を金にしましょう」と言われたら、 私でもひるみます。笑
“金10%ルール”を実際の資産額に当てはめると、 想像以上に重いんですよね。
実務的には、
- インデックス派から見ても違和感が少なく
- 暴落時の弾薬としてもそれなりに機能し
- 全体のリターンを大きく削らない
まとめ:最高の防御は、最高の攻撃に変わる
- 金は国家から独立した“無国籍通貨”
- 中央銀行も認める価値保存資産
- 供給が安定しており、天井不安不要
- 株と逆相関で“待機資金”になる
- 暴落時には攻撃力を爆発させる
- 少額でもOK。月1万円で十分
- こぱんだはSBI純金積立を利用中
金は“守りの顔をした攻めの資産”。 インデックス投資のリターンを最大化するための弾薬です。
📚 金の“背景”をもっと深く知りたい方へ:こぱんだのおすすめ書籍
この記事では「こぱんだ流・金の持ち方」を中心に書きましたが、 金の歴史・中央銀行の動き・価値保存資産としての本質などを もっと体系的に学びたい方には、この本がとても分かりやすいです👇ではでは、今日も最後まで読んでくれてありがとう☺️ これからも一緒に、楽しく資産形成がんばっていきましょう! こぱんだ🐼



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