こんにちは、こぱんだです🐼
私は今でこそ投資で約2000万円の資産を運用していますが、 そのきっかけは「お金に余裕があったから」ではありませんでした。
むしろ、将来が見えなくて不安だったからこそ———でした。
今日は、私が「投資に興味を持ったきっかけ」についてお話ししてみたいと思います。
出口の見えないトンネルの中で
私たち夫婦には、子どもがひとりいます。でも、妊娠するまでに少し時間が掛かったため、不妊治療をしていました。
お金を掛けたからといって、必ず成功する保証はない。 そんな治療を続けながら、「いつまで続くんだろう」「この先、家計は大丈夫だろうか…」そんな不安が、日常に張り付いていました。
当時は不妊治療のほとんどが自費診療だったため、当日の検査や治療がどんなに軽くても、1回5000円は下らない。 万単位でお金が減っていくのが“当たり前”になっていました。
そして何より辛かったのは、「普通に妊娠できていれば、必要のない出費なのだ」というやり場のない思い。
心も体も、そしてお財布も、じわじわとすり減っていくような感覚でした。

500円が“投資への扉”を開いた日
そんなある日、家計を管理するために使っていたマネーフォワードのアプリで、「お金のEXPO」というイベントの案内が目に入りました。
場所は品川グランドプリンスホテルで、参加費はワンコインの500円。
今は関西を拠点に生活していますが、当時は東京に転勤で住んでいたので、 「ちょっと気晴らしになればいいな」くらいの軽い気持ちで、旦那を誘って参加することにしました。
会場でまず驚いたのが、参加者に“まい泉のカツサンド”が配布されていたこと!当時、節約モード全開だった私たちにとって、まい泉のカツサンドはまさに“ごちそう”。
「え?これタダでもらっていいの? ホントに?」と夫婦で小躍りしてたのを今でも覚えています(笑)
(※ちなみに去年は参加費無料だったみたいです。パワーアップしてる…!)

知ることで、視界が一気に開けた
でも、衝撃はそこからでした。
登壇していたのは、大企業のトップや著名なファイナンシャルプランナーたち。 スーツ姿の人が多く、会場の空気はどこか緊張感があり、私はまるで別世界に足を踏み入れたような気分でした。
そこで話されていたのは、女性の資産形成の大切さ、お金の使い方を“消費・浪費・投資”に分けて支出を見直すこと、人生にかかる出費を“見える化”する方法など。
今思えばどれも基本的な内容ではありますが、何も知らなかった当時の私には、世界が広がるような感覚がありました。
なにより会場の雰囲気もどこかピリッとしていて、「投資しないって、もったいないのかも?」という空気がじわじわと伝わってきました。
話を聞きながら、私は心の中ではっきりと思いました。
「親やテレビから聞いた話だけで判断してちゃダメだ…!」
「変わりゆく今の時代を生きていくための情報は、親は教えてはくれない。自分で勉強しなければ。」
自分に張り付いていた人生観の鱗が、音を立てて剥がれ落ちた瞬間でした。

投資に弱腰だった夫も背中を押された
イベントの帰り道、旦那がポツリ。
「投資って…案外、俺たちにもできるかもな。何ができるか調べてみようか。」
その言葉を聞いて、胸の奥が少し熱くなりました。 いつも慎重で、「投資なんて危ない」と言っていた人が、自分から“やってみよう”と言ってくれたのです。
あの時の会場の熱気が、不安がちな私たち夫婦の背中を力強く押してくれました。
ちなみにこのイベント、今でも「あの時行ってよかったなぁ」としみじみ思います。
今のお金のエキスポと当時の内容が同じとは限りませんが、 あの一日が私たち夫婦にとって“お金とちゃんと向き合う”きっかけになったことは確かです。
📌次回予告:はじめての“投資“
お金のエキスポを終えて、「やっぱり投資って必要かも」と思うようになった私たち。
手元に積み立てられるようなお金はほとんどなかった私達が選んだものとは?

※私はSBI証券でNISA口座を開設し、主に投資信託を積み立ててます。
低コストで豊富な商品が揃っていて、初心者でも使いやすいと感じています。
これから始めたい方は、選択肢のひとつとして検討してみてくださいね。
【投資に関する免責事項】 この記事は、筆者の個人的な経験と見解に基づいて作成されています。特定の金融商品や証券会社の推奨を目的とするものではありません。投資判断はご自身の責任で行ってください。
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こぱんだ🐼


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