こんにちは、こぱんだです🐼
今日は「72の法則」という有名な考え方をテーマにします。 投資をしている方にはおなじみかもしれませんが、初心者の方にとっては「お金の増え方」をイメージしやすい入口になるんです☕
72の法則って知っていますか?
「72の法則」という言葉を聞いたことはありますか?
これは、72 ÷ 金利 = お金が2倍になるまでの年数 を表すシンプルな計算式です。
たとえば金利3%なら「24年」で2倍、5%なら「約14年」で2倍、7%なら「約10年」で2倍。
私は以前から知っていたのですが、最近パックン(パトリック・ハーラン)さんの本『無理なく貯めて賢く増やす パックン式お金の育て方』を読んで、この法則がとてもわかりやすくまとめられていて「やっぱり面白い考え方だな」と改めて感じました。
☕1杯のコーヒーで考えてみる
たとえば、今日飲んだカフェラテ。スタバで買うと大体500円くらいしますよね。
もしこの500円を投資に回したら?年利5%で50年間運用したとすると…
500 × (1 + 0.05)^50 ≒ 5,734円
つまり、たった1杯のコーヒー代が、未来では約5,200円分の価値を生み出しているのです。

☕週3回のコーヒーならどうなる?
もし週3回飲んでいるとしたら、年間で72,000円。 これを同じように50年間、年利5%で回したとすると…なんと約82万円になります。
もちろん「じゃあコーヒー飲むのをやめよう」という話ではありません。大事なのは、小さな金額でも積み上げれば大きな差になるということ。
☕母の姿から気づいた“現金の儚さ”
私の母は、普段はとても節約家。でも家には惜しまずお金をかける「住み道楽」なところもありました。年金生活に入ってからも、大型リフォームをするまでは「現金はちゃんとあるから、あなたたちに迷惑はかけないわ」と自信を持っていたと思います。
でもリフォームで大きな支出をした後からは、少額の買い物でも「これ、買っていいのかな…」と躊躇する姿を見かけるようになったんです。そこで私は、現金は一見安心に見えても、インフレ(物の値段が上がって、お金の価値が下がること)や大きな支出の前ではその価値が簡単に揺らぐのだと肌で感じました。
もし若いうちから一部を投資信託などの形で運用していて、資産が順調に成長していたとしたら? たとえば年に5%成長しているところから、毎年3%ずつ現金を引き出す。 そうすれば理論上は残高は減らず、資産を維持しながら安心して使っていける仕組みが作れたはずです。
もちろん母の時代は、今のように情報が簡単に手に入る世の中ではありませんでした。だからこそ、母のやり方が当時の最適解であり正解だったとも言えるのかもしれません。
☕未来に“安心して使えるお金”を残すために
「Die with Zero」という本が流行ったように、必ずしも多くの資産を残す必要はないのかもしれません。 でも母の姿を見ていて、私は“最低限、資産の目減りを感じにくい安心”は必要だと感じました。 そのためには、現金だけでなく投資信託やつみたてNISAなどの形でお金を育てていくことが、未来の自分を支える力になると思います。
今日の500円を「未来の自分へのタイムカプセル」に変えるように。 そんな小さな選択が、老後の安心や心の余裕につながるかもしれません。
読んでくださってありがとう😊
こぱんだ🐼



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