こんにちは、「お金の保育士」こぱんだです🐼🌱
「お金の保育士って何?🤔」と思われた方は、こちらの記事へどうぞ👉

投資の話って、リスクやリターン、分散投資…と専門用語が多くて、それだけで難しく感じてしまいますよね。
今回は、「お金の保育士」目線で、投資を「子供の学校」に見立ててお話ししようと思います。
子供をどんな学校に通わせるかで成長が変わるように、お金も「どこに預けるか(=投資先)」で育ち方が大きく変わります。日頃から考えている「わが子の幸せ」という視点をヒントに、投資の世界を“学校選び”にたとえてまとめていきます。
現金=親と一緒に家にいる子供
現金は、親と一緒に家にいる子供のような存在です。
親(私たち)のそばにいれば安心感をくれますが、外で社会性や学力を身につける機会はありません。
つまり、「安心はするけど、成長はしない」。安全な場所にいる代わりに、成長するチャンスを逃しているのが現金のイメージです。
個別株=公立学校
個別株は公立学校のようなもの。
学校(企業)の雰囲気はさまざまで、治安が良い学校もあれば、荒れている学校もあります。
ときには治安が悪すぎて“廃校”(=上場廃止)になってしまうリスクもあります。
当たりを引けばキラリと光る子に出会え、一気に大きく伸びる可能性も。
ただしこれは、親(投資家)の目利き力がすべて。
日々学校の様子(業績やニュース)をチェックし、判断できる手間と知識が求められます。
インデックスファンド=私立学校

インデックスファンドは、環境が安定した私立学校のような存在です。
これは、何百、何千という優秀な生徒(個別株)を厳しく選び抜いて集めた「学園全体」を指します。
入試(=指数の採用基準)で選ばれた優秀な子だけが集まっていて、特定のクラス(銘柄)で問題が起きても、他のクラスが優秀なので学園全体(ファンド全体)としての安定感が高いのが特徴です。
さらに、素行の悪い子(不調な銘柄)は退学させ、優秀な子が新しく入学(リバランス)するので、親は安心して子供(お金)を預けられます。
種類も豊富です。
- 全世界株:グローバルに学べる総合大学
- S&P500:アメリカのエリート校
- 新興国株:これから伸び盛りの期待の学校
子供(お金)が無理なく通える環境を、親が選ぶことができます。
アクティブファンド=予備校
アクティブファンドは予備校のような存在です。
カリスマ講師(ファンドマネージャー)に当たれば一気に伸びることもありますが、月謝(手数料)は高め。成果が出る場合もあれば、期待に届かないこともあります。
多くの家庭にとっては、私立学校(インデックスファンド)の方が安心して成長させやすいのが現実。
予備校は、特別な成果を狙って追加で費用とリスクを払う場所だと考えると良いと思います。
債券=全寮制の進学校
債券は全寮制の進学校。きちんと選べば、規律正しくて安全、卒業(満期)まで大きなトラブルはありません。
派手さはないけれど、着実にゴールまで進むことができます。
ただし、厳しい教育環境なので、のびのび自由に育つことはできません。
大きな成長は期待せず、「とにかく安全に、確実に」ゴールを目指したい場合に最適です。
金(ゴールド)=伝統ある名門校

金は、伝統ある名門校のような存在。新しいことを学んで大きく成長するわけではありませんが、長い歴史に裏打ちされた確かな価値があります。
世界情勢が不安定なときでも動じにくく、いざというときの避難先として親にとって心強い選択肢です。
不動産=子供が社長を任される会社
不動産は、子供をいきなり社会に放り出し、社長をさせるようなもの。
周りは大人(プロ)ばかりで、経験のない子供(お金)は知らぬ間に損をしたり、間違った運営をさせられるリスクがあります。
さらに税金や契約のルールも複雑で、専門の先生を雇える金銭的余裕がある人でないと安心して任せられないのが実情です。
REIT(リート)=不動産専門の予備校
REITは、不動産に特化した予備校のような存在。
現物不動産(社長業)のように子供を社会に放り出すのではなく、プロ(運用会社)が先生となり、不動産分野に集中して学ばせてくれます。
現物に比べると安心ですが、月謝(手数料)は一般的な学校より高め。さらに、景気や金利の影響を強く受けるため、成績(リターン)の波は大きめです。
あくまで「不動産に特化した経験を積ませたい」と思う親が選ぶ場所といえるでしょう。
暗号資産=認可外の実験校
暗号資産は、まだ認可されていない自由で可能性に満ちた実験校のような存在。自由で大きな可能性はあるけれど、規律が安定せず、治安も未知数。
私個人としては子供(お金)を通わせる気にはなれませんが、もし通わせるなら、資金を失う覚悟と親の強い責任感が必要です。
まとめ
お金自身には「どの学校に通うか」を判断する力はありません。
だからこそ、保育士=親である私たちが、子供の将来を考え「どんな環境で育てるか」を一緒に考えてあげることが大切です。
公立学校(個別株)でキラリと光る子を見抜くのも一つの道ですし、予備校(アクティブファンドやREIT)で特訓するのもアリ。
ただ、多くのご家庭にとって安心して子供を預けやすいのは、やはり環境の整った「私立学校」(インデックスファンド)かもしれません。
🔰 投資をこれから始めたい方へ:
まずは私立学校(インデックスファンド)から少額で始めてみると、安心して続けやすいと思います。
🛡️ 安全性を重視したい方へ:
私立学校に加えて、全寮制(債券)や伝統ある名門校(金)を組み合わせることで、さらに安心感を持たせることもできます。
どの学校が正解かは一人ひとり違います。大切なのは「自分の子供(お金)に合う環境」を考えてあげること。
なお、個人が投資するなら、ここで紹介した株式・債券・金・不動産・暗号資産といった王道の資産クラスだけで十分だと考えています。
FXなどの投資商品もありますが、値動きが大きく初心者には難しいため、まずは考えなくても大丈夫🙆
一方で、「直接ファンドマネージャーとつながれる」「特別に運用してもらえる」といった話は投資ではなくすべて詐欺です。
こうしたものは混同せず、きっぱり切り捨てましょう。
投資も子育ても、みんなで子供の将来を思う気持ちは同じですね☺️
この記事でイメージがつかめたら、実際に証券会社のページや金融商品の情報をのぞいてみると、「あ、これは私立学校タイプか」「これは予備校かな」と結びつけやすく、ぐっと理解しやすくなると思います。
少額からの投資は、まるでお試し入学のようなもの。子供を体験入学させる気持ちで、まずは小さな金額から始めてみませんか?
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今日も読んでくれてありがとう。
こぱんだ🐼



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