こんにちは、こぱんだです🐼
今日は 電力 を題材に、私がテーマ株をどう選んでいるか、その「考え方のフレーム」をまとめてみます。
「銘柄名が知りたい!」という方もいそうですが…笑
今回はあえて銘柄ではなく、どう考えるか(=再現性) を主役にしたお話です。
🔥 電力は「世界共通のボトルネック」
AI、データセンター、半導体工場、物流、通信、自動車…。
今の社会は、どの産業を見ても電力なしでは成り立たない構造になっていますよね。
アメリカ・欧州・中国でも、戦争・天候・政策・燃料など複数の要因が絡み合って、電力問題は常に綱渡り状態です。
つまり電力は、
世界的に見ても解決の必要性、解決難易度ともに高い「構造問題」 だと私は考えています。

🔥 日本はさらに“制約が重い国”
そんな中で、日本は電力に関して特にハードモードな国。
- 地震・台風・豪雨などの自然災害リスク
- 山が多く、再エネの大規模開発が難しい地形
- 原子力発電に対する社会的・感情的ハードル
- 火力は海外からの化石燃料輸入に依存
- 水力はすでに開発余地がほとんどない
- 地熱は地域との調整コストが大きい
こうした条件を踏まえると、
特定の発電方式にベットするのはかなり危険 だと感じています。
三菱商事の洋上風力案件での巨額損失も、
「あれほどの企業が扱う国策テーマで、一番期待されている方式であっても失敗してしまう」という、特定方式に依存するリスクを浮き彫りにする出来事でした。
🔥 長期テーマでは、まず“政策の方向性”を見る
これは電力に限らず、
長期テーマ全般で私が最も大切にしている原則です。
産業を本気で動かす力は、企業単体よりも
- 政策
- 規制
- 補助金
- 税制優遇
- インフラ投資
- 研究支援
- 国際協調
といった「国の意思」のほうが圧倒的に強いと感じています。
たとえば、
- 脱炭素・省エネ
- インフラ強靭化
- 半導体・AI産業の支援
- 次世代通信・データセンターへの投資
こうした国策の“風向き”は、
「この10年、国が本気で解決したいテーマはどこか」 を教えてくれます。
だから私は、個別企業を見る前にまず
「国はどこに追い風を吹かせようとしているのか?」
という視点から長期テーマを眺めるようにしています。
🔥 一つの方式・分野にベットせず、横軸を探る

電力の世界は、特に不確定要素が多い分野です。
- 天候
- 地震・津波
- 原料価格
- 国民感情
- 立地条件
- 海象条件
- 国際規格
- 為替
このどれか一つでも狂うと、採算が取れなくなったり、計画そのものが崩れてしまうこともあります。
だから私は、
どの方式でも必ず使われる「横軸の層」を見ること を重視しています。
実験段階からどの発電方式でも使われるものであれば、
特定の発電方法に何かしらの問題が起きて立ち行かなくなったとしても、
長期的に需要が続きやすい と考えられるからです。
🔥 他の産業でも必要とされるものを選ぶ
もうひとつ大事にしているのが、
電力分野だけに限らず、他の産業でも必要とされるものかどうか という視点です。
例えば、
- 工場設備
- 自動車・モビリティ
- 通信インフラ
- 社会インフラ全般
- 半導体関連
- ロボティクス
- AIサーバー・データセンター
こうした「基盤側」で使われるものは、
特定テーマが外れたとしても需要がゼロにはなりません。
テーマに乗らなくても、そもそも日々の産業活動に必要とされている分野。
これが、私のテーマ株選定の中心にある考え方です。
🔥 最先端企業から“熱視線”を浴びている分野を見る
さらに、私が長期テーマを見るうえで重視しているのが、
「世界の最先端企業が、実際にどんな技術・材料を採用し始めているか?」
という視点です。
最先端の企業は、「なんとなく」で材料や方式を選びません。
実験段階であっても明確な目的があって採用していますし、
一度その分野で実績が出ると、そこから他の産業へ波及していく可能性も高いです。
例えば、
- 次世代通信・高速伝送を支える素材・部材
- 高効率化のために必要な先端材料
- 新しい電力インフラの土台となる技術
- 半導体製造の周辺技術や検査・測定
- AIサーバーのボトルネックを改善するための技術
こうした分野で最先端企業からの“熱視線”を浴びている技術や材料は、
電力に限らず、他産業へも横展開しやすいという意味で、
長期テーマの中でも比較的リスクを抑えつつ持てる分野なのかなと感じています。
🔥 私の投資初期は、完全に“生活者目線”でした
ここまで偉そうにフレームを書いてきましたが、
正直に言うと、投資を始めた頃の私は完全なる「生活者目線」で銘柄を選んでいました。笑
最初に買ったのは 西松屋。
当時徒歩圏内に西松屋があったので、優待券でおむつを買うために株を購入。
タカラトミーも、
「子どもがトミカ・プラレール大好き=優待トミカください!!」
という、ほぼ親の愛情ロジックで買っていました。笑
そして極めつけは JR西日本。
「子どもが電車大好き=電車に投資したいし、鉄道は大企業で安定してて安泰のはず!」
という、雰囲気&感情100%のロジック😂
今なら、仮に鉄道関連を買うとしても「電車を作っている会社」を買います🤣
コタも、財務面や株式分割などは一応チェックしていましたが、
一番大きな理由は
「コタのシャンプーが好きだから。」
完全に「好きなものに投資したい」方式でしたね。
🔥 実際どうだったか?
実績を包み隠さずに書くと、こんな感じです。
- 西松屋 → 約2倍で売却
- タカラトミー → トミカ・プラレール効果もあり、最大で約5倍まで上昇。現在は約3倍で保有中。
- コタ → 最終的に 約−2万円 で売却
- JR西日本 → 買った直後に約−20万円まで急落し、気づけばヴィンテージ塩漬けへ熟成…。最後は大阪万博関連の相場が終盤かな?というタイミングで−2万円まで戻り、瞬間最大風速での脱出劇😂
まとめると、
大負けしていないだけまだマシだけど、感情投資は
「再現性はゼロ」 なんですよね。笑
たまたまうまくいった銘柄もあれば、
生活者目線だけでは読み切れない銘柄もある。
この「偶然性の強さ」に気づいてからは、優待目的や好き嫌いでの取引をしなくなりました。
🔥 1番大切なのは、「再現性」
こうした経験を通じて私は、
「消費者として分かりやすいから安心」
「大企業だから安心」
という考え方を、いったん手放すことにしました。
代わりに、投資で大事にしたい軸として意識しているのは、
- 再現性
- 実現可能性
- 必然性
- 構造的な優位性
といった要素です。
私が痛い目を見た BtoC とは逆に、BtoB の世界は、
人の気分よりも「必要性」で動きます。
産業向けは、
「好きだから使う」のではなく「ないと困るから使う」
という性質が強い。
この「必要性で動く世界」に惹かれるようになったことが、
私が BtoB・基盤側のテーマに注目するようになった一番の理由です。
🔥 テーマ株は“デザート”。主菜ではない。
ここまでの話で分かるかもしれませんが、
私はこれからの社会の動きを考えるのが好きなので、テーマ株は大好物です。笑
ただし、ポジションの置き方はかなり意識しています。
- 主食:投資信託
- おかず:高配当株
- デザート:テーマ株(少量)
テーマ株は面白いし、勉強にもなるし、未来を考えるきっかけにもなる。
でも、のめり込みすぎると一気にリスクが高まるのも事実😨
だから私は、「デザートとして楽しめる量」だけにとどめるようにしています。
この距離感が、私にはいちばん心地いいです🐼✨
✨ まとめ:私のテーマ株の選び方
今日の電力を題材にした話をまとめると、
私の長期テーマ株の選び方はこんな感じです👇
- ✔ 世界的な「構造問題」を題材にする
- ✔ 日本特有の制約を理解する
- ✔ 長期テーマでは、まず「政策の方向性」を見る
- ✔ 特定の方式に一点賭けせず、「横軸の層」を意識する
- ✔ テーマ以外の産業でも使われる「基盤層」を優先する
- ✔ 生活者目線だけの投資は、どうしても再現性が低い
- ✔ 必然性で動く産業は、長期で強くなりやすい
- ✔ テーマ株は「デザート枠」(楽しめる範囲の少額)にとどめる
テーマ株は、
「当てること」よりも「どう読むか」 を磨くための投資だと私は思っています。
この記事が、あなたの投資テーマ選びのヒントになれば嬉しいです🐼✨
今日も読んでくださって、ありがとうございました。
こぱんだ🐼
継続して読んでくださっている方はご存じの通り、
最近は完全に四季報にハマっています😂
ちょうど新春号が予約開始されていたので、一応リンク置いておきますね。
気になる方は、こちらからどうぞ〜✨
免責事項
- 本記事は、情報提供を目的としており、特定の金融商品の売買を推奨するものではありません。
- 記事内で言及されている内容は、筆者個人の見解や分析手法を示すものであり、将来の成果を保証するものではありません。
- 投資に関する最終的な決定は、ご自身の判断と責任において行ってください。



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